エフェクターでプロの音を!エフェクターの基礎知識とおすすめエフェクター4選
エフェクターがたくさんありすぎてどれ選んでいいのかわからない・・・
という方に向け、今回は初心者におすすめのエフェクターをご紹介します!
こんにちは!管理人のちっとです。
今回はエフェクターについてご紹介します。
エレキギター選びでもたくさん悩んだのにエフェクター選びでも近こんなに悩むのか・・・
エフェクターもたくさんの種類があり一つ一つ違うので迷うと思いますが
初めてのエフェクター選びに役立つ情報を書いていますので是非最後まで読んでいってください!
1:エフェクターの基礎知識
・エフェクターとは?
エフェクターとは、ギターやベースなどの音を加工し、様々な音色や効果を生み出すための機械です。エフェクターを使うことで、クリーンな音からディストーション(歪み)まで、幅広いサウンドを奏でることが出来ます。エフェクターには様々な種類があり、それぞれが異なる特徴で様々な音色や効果を生み出してくれます。
・エフェクターの種類と用途
エフェクターには様々な種類がありますが、代表的な種類を紹介します。
ディストーション
ディストーションは、音を強く歪ませて力強いサウンドを生み出すエフェクターです。主にロックやメタルのジャンルで使用され、ギターソロやリフに迫力を加えるために使われます。ディストーションは、音の波形をクリッピングさせることで、鋭く攻撃的なトーンを作り出します。このエフェクターは、エレクトリックギターの特徴的なサウンドの一部として、多くのギタリストに愛用されています。
オーバードライブ
オーバードライブは、アンプの自然な歪みを再現するエフェクターで、ブルースやロックに適しています。音を少しだけ歪ませ、クリーンなトーンに厚みを加えることで、より温かみのあるサウンドを提供します。オーバードライブは、アンプの音を強調しつつ、弾き手のニュアンスをしっかりと伝えるため、ダイナミクスを活かした演奏にぴったりです。
コーラス
コーラスは、音を重ね合わせて広がりのあるサウンドを作り出すエフェクターです。原音に微妙なピッチのずれた音を加えることで、まるで複数のギターが同時に演奏しているような効果を生み出します。クリーントーンに厚みを持たせたり、アンサンブルの中での存在感を強調するために使われることが多いです。
ディレイ
ディレイは、音を遅らせて繰り返すエフェクターです。ギターの音が一定の間隔で反響することで、エコー効果を生み出し、演奏に深みと空間的な広がりを加えます。ディレイは、リズムに変化をつけたり、ソロの際に音の余韻を楽しむために使用されます。短いディレイタイムではスラップバックエコー、長いディレイタイムではアンビエントなサウンドが得られます。
リバーブ
リバーブは、音に残響を加えるエフェクターです。空間の広がりや深みを表現するために使われ、ホールやスタジオなどの特定の環境音をシミュレートします。リバーブは、ソロ演奏やバッキングに自然な残響を加えることで、演奏全体に一体感を持たせます。異なるリバーブ設定を使い分けることで、さまざまな音響空間を再現することができます。
・エフェクター選び方
シンプルさ
初めてエフェクターを使う場合、多機能なマルチエフェクターよりも、操作が簡単なコンパクトエフェクターを選ぶと基本的な操作をや音の作り方を学べます。
ジャンルに合ったエフェクター
ロックやメタルが好きならディストーションやオーバードライブが必須です。クリーンなトーンが求められる場合は、コーラスやリバーブなどの空間系エフェクターが役立ちます。
予算
高価なエフェクターが必ずしも良い音を出すわけではありません。1万円前後でも優れたエフェクターはたくさんあります。BOSSやMXRなどの信頼できるブランドから選ぶと失敗しにくいでしょう。
2:エフェクターの繋ぎ方
ギタリストの足元にペダルを複数個並べてカチャカチャ踏んでいる、そんなイメージありませんか?エフェクターは単体で使用するだけでなく、いろんな種類のエフェクターを何個も何個も繋いで効果を複合させて使用することも可能なのです。繋ぐ順番も重要で、歪み系の後にモジュレーション系を繋いで・・・空間系は最後に持ってきて・・・など奥が深いので今回はエフェクター単体をギター、アンプに繋ぐ基本的な方法を紹介します。
1:まずシールドが2本必要になりますので準備をしておいてください。
2:電池駆動(9V電池)の場合
エフェクターの下のつまみを回すと上部が開き電池を繋ぐ場所が出てくる。
アダプタ駆動(別売)の場合
エフェクター上部のアダプタジャックに電源アダプターを挿す。
3:ギターに繋いだシールドをエフェクターの”INPUT”と書かれた穴に挿します。エフェクターの”OUTPUT”と書かれた穴にもシールドを挿し、アンプへ繋ぎます。
4:エフェクターの下部を押し込み上部の赤い電球が光れば使える状態になります。
3:エフェクターセッティングミスあるある
エフェクターを繋いでもうまく音が出ない、、、
よくあるミスをまとめたのでチェックしていきましょう。
シールドの挿す方法を間違えている
これは最初に陥るミスナンバー1でしょう。エフェクターには"INPUT""OUTPUT"があります。ギターから送られる音をインプットしてそれをアンプでアウトプットする仕組み。インプット側にギターから伸びているシールド、アウトプット側にアンプへ繋ぐシールドと覚えておきましょう。
エフェクターの電源が入らない
電池駆動の場合は、電池切れ、もしくは接触不良。電源アダプターを使用している場合は、しっかり挿さっていない、もしくは接触不良が考えられます。電池駆動の場合は違う電池を入れてみるか電源コードで動かしてみる。電源アダプターの場合は電池で動かしてみましょう。
格機材のボリュームが0のなっている
ギター、エフェクター、アンプのいずれかがボリューム0になっていると音は出ません。確認してみましょう。
シールドの断線
これは初心者だけでなくギターを長くやっている人でもあります。保管状態が悪いとよくなります。初めの頃はよく断線しました。シールドは絶対に結んで保管してはダメ。コード系全般に言えることですが、普通のコードを保管するように扱いましょう。
4:おすすめエフェクター5選
エレキなんて歪めてなんぼ(偏見)歪み系多めで紹介します!
1 Ibanez TS9 Tube Sceamer
名だたるギタリストに愛されている超ド定番のオーバードライブペダル。特徴的なミッドの滑らかなサウンドで、特にブルースやロックに人気ですが、幅広い音楽ジャンルで使用されています。
- Drive-歪みの大きさを調整するつまみです。右に回すと歪みが大きくなります。
- Tone-音の高音の調整をするつまみです。右に回すと高音域が大きくなり音色が明るくなります。
- Level-エフェクターの音色の大きさを設定するつまみです。右に回すと音が大きくなります。
2 Boss BD-2 Blues Driver
数ある歪み系エフェクターの中でも特に人気があり、ブルース、ロックはもちろん様々なジャンルで使用できます。クリーンな音を用いて歪ませるので音の深みがでます。楽器本来の音を重視してセッティングするとピッキングのニュアンスを正確に繊細に表現できます。
- Gain-歪みの大きさを調整するつまみです。右に回すと歪みが大きくなります。
- Tone-音の高音の調整をするつまみです。右に回すと高音域が大きくなり音色が明るくなります。
- Level-エフェクターの音色の大きさを設定するつまみです。右に回すと音が大きくなります。
3 BOSS OS-2 Over Drive/Distortion
バードライブとディストーションが一台で音が作れるエフェクター。幅広いジャンルに対応できるため今でも重宝している一台。地番の特徴はCOLORのつまみ。オーバードライブとディストーションを調整することができるので歪みが軽くなりすぎず、重たい感じにもなりにくい、自分のこのモノサウンドを一台で表現できるエフェクターです。汎用性の高いことから初心者から玄人の人まで勧めれる一台です。
- Level-エフェクターの音色の大きさを設定するつまみです。右に回すと音が大きくなります。
- Tone-音の高音を調整するつまみです。右に回すと高音域が大きくなり音色が明るくなります。
- Drive-歪の大きさを調整するつまみです。右に回すと高音域が大きくなり音色が明るくなります。
4 BOSS CH-1 Super Chorus
コーラスエフェクターの中でも超ド定番の超人気のエフェクター。抜群にクリアで抜けの良いサウンドが特徴で、カッティングプレイにも最適です。効果がわかりやすく掛かるので、コーラス入門にはおすすめの一台です。
- E-Level-エフェクターの音色の大きさを設定するつまみです。右に回すと音が大きくなります。
- EQ-音の高音域を調整するつまみです。右に回すと高音域が大きくなります。
- Rate-コーラス効果のスピードを調整するつまみです。右に回すとコーラスが速くなります。
- Depth-コーラス効果の深さを調整するつまみです。右に回すと深くなります。
5 ZOOM MS-50G+
前述で「マルチエフェクターは多機能だからやめておけ」と書いてますが、これは感動レベルのマルチエフェクターでしたので紹介しちゃいます。マルチエフェクターとはいろんなエフェクト効果が一台に内蔵したもの。ギタリストが足元に何台もエフェクターを並べているのが、これ一台で事足りちゃうって訳です。(言い過ぎだけど)今までのマルチエフェクターって多機能だけど納得のいくエフェクトが少ない印象でした。がこれは違う。100種類のエフェクトを内蔵していてかつ一つ一つのエフェクトの完成度が高い。しかも安価。好きなエフェクターを組み合わせて使えるしその組み合わせのデータも保存できるためいつでも引き出せるようになっている。家で一人で使う分には十分すぎるマルチエフェクター。色々試してみ好きなエフェクトが見つかればそれを買うのもアリ。ちょっと操作は難しいかも。